かつてジャニーズJr.に所属していたカウアン岡本さんは、2023年に故ジャニー喜多川氏に関する衝撃的な告発を週刊誌で行い、大きな注目を浴びました。
本記事では、カウアン岡本さんの経歴や現在の動向、さらにはジャニーズ事務所を退所した背景や、同期たちが現在どのような活動をしているのかについて詳しく触れていきます。
カウアン岡本さんのwikiプロフィール
本名 | 岡本カウアン |
生年月日 | 1996年5月24日 |
年齢 | 27歳(2023年10月現在) |
出身地 | 愛知県豊橋市 |
職業 | ミュージシャン |
豊橋市に生まれた岡本カウアンさんは、ブラジル人の父母の下、日系4世のミックスとしてこの世に誕生しました。
岡本さんは幼い頃から日本語を自在に操っていますが、彼の両親は日本語を理解・話すことができなかったため、外部で日本語のコミュニケーションが求められる際には、岡本さんが両親のために通訳を務めていたとのことです。
家の中ではポルトガル語を、外では日本語を使用していたため、カウアンさんは2つの文化間で子供時代を葛藤しながら過ごしました。
カウアンさんは日本語とポルトガル語のバイリンガルであり、スポーツも得意でしたが、学校の仲間からのいじめに遭遇し、その影響で学校を避けるようになり、乱れた日常を送ることとなりました。
そんな中、テレビで見たジャスティン・ビーバーに魅せられ、芸能界への夢を抱くようになりました。それをきっかけにジャニーズのスタッフに自分の歌のDVDを提供し、ジャニー喜多川氏の目に留まり、ジャニーズ事務所に加入することとなりました。
ジャニーズJrとしての日々を過ごしていたカウアンさんですが、2016年に事務所を退職しました。
その後、2018年9月に独立して音楽活動を再開。自らの作詞・作曲による曲でソロアーティストとしてステージに立ち、今はミュージシャンとしての道を歩んでいます。
カウアン岡本さんとジャニーズ
2012年、カウアン岡本さんはジャニーズ事務所と契約を締結し、4年の間、その名の下で活動しました。そして、2016年にジャニーズを退所しました。
彼のジャニーズでの日々は、どのようなものだったのでしょうか?
以下で、ジャニーズにおけるカウアン岡本さんの功績とキャリアについて詳しく説明します。
ジャニーズ時代1:ジャニーズJrでの輝き
ジャニーズ事務所での厳格なトレーニングを受け、歌とダンスの技術を磨いたカウアン岡本さんは、ジャニーズJrのメンバーとしてステージに立つようになりました。
ある日、ジャニー喜多川氏の耳に彼の歌声が届き、東京国際フォーラムで開催されていた「Sexy Zone」のライブへの出演を電話で依頼されました。
サプライズでの出演となったその場で、彼はジャスティン・ビーバーのヒット曲「Baby」をアカペラで披露。その実力は会場を魅了し、ジャニーズJrの仲間たちからも称賛の声が上がりました。
その後も、SexyZoneのサポートメンバー「SexyBoyz」や、元King&Princeの平野紫耀さんと組んだユニットでのパフォーマンスなど、持ち前の才能を活かし続けています。
ジャニーズ時代2:テレビ出演
カウアン岡本さんは、卓越した歌唱力を持つことで、注目のJrメンバーとして数多くの賞賛を受けていました。
ジャニーズ所属時代、多くのジャニーズタレントが過去に表紙を飾ってきた「Myojo」誌の表紙にも起用され、さらにはフジテレビの「GTO」やNHK Eテレの「Rの法則」といった人気番組にも出演。
これにより、彼はジャニーズファンにとって欠かせない存在となったのです。
カウアン岡本ジャニーズ同期
2012年から2016年までジャニーズ事務所に在籍していたカウアン岡本さん。
その頃の彼の同期には、かつてKing&Princeの一員であった平野紫耀氏や、同じグループからの関西ジャニーズJr.の出身者、永瀬廉氏が名を連ねています。
さらに、「SnowMan」や「Travis Japan」など、現在注目のジャニーズアイドルグループの面々とも同年代として知られています。
- 永瀬廉さん(King&Prince)
- 平野紫耀さん(元King&Prince)
- Travis Japan
- SnowMan
カウアン岡本さんジャニーズからの脱退背景
ジャニーズJrの一員として、事務所の全面的なサポートの下で活躍してきたカウアン岡本氏。
しかし、2016年に彼はジャニーズ事務所を離れることとなります。
彼がジャニーズを去ることになった理由は、様々な憶測や話題になっています。
ここでは、カウアン岡本氏のジャニーズ脱退に関する背景を探ってみます。
カウアン岡本ジャニーズ脱退の背景1:海外での音楽の道を追い求めて
ジャニーズ在籍中、カウアン岡本氏は常に海外での音楽キャリアを志向していたことが知られています。
ジャニー喜多川氏も彼のこの考えを支持していたものの、事務所としてはその方向性に慎重な姿勢を取っていたと伝えられています。この点が彼の不満の原因となり、結果的に脱退に繋がったと言われています。
彼が音楽を始めるきっかけとしてジャスティン・ビーバーへの憧れがあったことからも、この理由が信憑性を持つとされています。
また、9月28日のインタビューでは、YouTubeを使った海外でのソロデビューの意向が事務所との間で合致しなかったために脱退を決意した、と明かしています。
僕はそのとき、YouTubeを活用したソロデビューを考えていました。そして、日本語、英語、ポルトガル語といった多言語を使った形での、それまでにない表現活動を提案しました。(中略) この提案に賛同してもらえなかったので、僕はジャニーズを去りました。
引用:カウアン・オカモト氏が激白!「ユー、聞いてあげるから待って」ジャニー氏が半ギレした理由
カウアン岡本ジャニーズ脱退の背景2:女性との疑惑が取り沙汰されていた
ネット上の一部で、カウアン岡本氏に関する女性との疑惑が取り上げられています。
特定の女性からDVや浮気の指摘がなされていることも伝えられています。
さらに詳しいことは、下記の記事を参考にしてください。
しかし、これらの疑惑はジャニー喜多川氏からの不利益を受けた主張に基づく、実質的な根拠を欠いた中傷の可能性も指摘されており、真偽の程ははっきりしていない状況です。
カウアン岡本ジャニーズ脱退の背景3:十分な人気を獲得できなかったとの声も
カウアン岡本さんのジャニーズからの脱退の背後には、十分な人気を得られずに市場での成功を収められなかったとの指摘も存在します。
彼はSexyZoneのサポートダンサーとして、またテレビ出演などでジャニー喜多川氏の後押しを受けていたものの、トップスターの域に達するまでの知名度は獲得できなかったようです。
しかしこれが脱退の直接の要因であるかは、まだ明確には判明していない状態です。
カウアン岡本ジャニーズ脱退の背景4:過去の行動に関する疑惑
カウアン岡本さんが週刊文春にてジャニー喜多川氏の不適切な行為を公表したタイミングで、彼のJr.時代における行動についての疑惑が一部のジャニーズのファンから指摘されました。
当時、一部のファンの間で「Jr.の頃の彼の態度は問題があった」との声が上がっていました。
しかし、これが彼の告発への感情的な反応から生まれたものではないか、という意見もあります。
さらに、カウアン氏と約半年間共同生活をしていたとされる音楽家から「ジャニー氏の件を触れると極端に怒った」という証言がYouTubeにてされており、彼の過去の態度について一部で議論されていました。
とはいえ、これらの疑惑についての真偽は現時点では確定していません。
カウアン岡本ジャニーズ脱退の背景5:ジャニー喜多川氏に関する問題
脱退の理由の一つとして、ジャニー喜多川氏による不適切な行為を受けたことが影響している可能性が指摘されています。
とはいえ、カウアン岡本さんは事務所を離れる際、ジャニー喜多川氏への感謝の意を表すメッセージを公にしていました。
不適切な行為を受けたことは確かな事実であるものの、それが彼の脱退の主要な要因であるとは断定できず、彼の音楽への情熱が背景にあるのかもしれないとの見方も存在します。
カウアン岡本さんの近況について
ジャニー喜多川氏に関する深刻な問題を公然と告発したカウアン岡本氏。しかし、2023年5月には、以前からのパニック障害の症状が悪化し、一時的に公の場から姿を消しました。
病状が落ち着いた後、彼は音楽の道を再び歩み始め、音楽界での活動を精力的に行っています。
2023年5月には、新曲「The First」のミュージックビデオがYouTubeにて公開され、大きな話題となりました。
また、2023年の8月には、自らの経験を綴った自伝「ユー。」をリリースしています。
彼が流暢なポルトガル語の能力を背景に、ブラジルでの音楽活動も展開しており、ブラジルのテレビ出演など、南米における音楽界での取り組みも注目されています。彼は日本とブラジルの文化交流の一環としても活躍しています。
そして、2023年9月には「マネーファイト」というイベントにおいて、格闘家としてもデビューを果たしました。
多彩な才能を持つカウアン岡本氏の今後の動向に注目が集まっています。
まとめ:カウアン岡本さんの経歴・概要
この度、かつてジャニーズJr.の一員として活動し、2023年にジャニー喜多川氏の問題を週刊文春で公表したカウアン岡本さんの歩みと現況についてご紹介しました。
彼は、ジャニーズ事務所を離れてから、YouTubeでの歌のパフォーマンスや、日本とブラジルの文化を繋ぐ活動を精力的に行っています。
今後も彼の豊かな才能を活かしたさまざまな活動に期待しています!