永山絢斗さんが逮捕されたことを受け、その後に彼に科される可能性のある違約金や損害賠償金に関するデータと分析を本記事で紹介します。
2023年6月16日、俳優の永山絢斗さんが大麻取締法違反の疑いで逮捕されたとのニュースが飛び込んできました。
そのわずか5日後の6月20日には、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』が公開日。
また、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』において藤原隆家の役での出演も決定しており、5月28日には既に京都で撮影が開始されていました。
これらのプロジェクトへの影響により、永山絢斗さんには高額な違約金や損害賠償の請求が生じるかもしれません。
この記事では、永山絢斗さんにかかる可能性のある違約金や損害賠償に関する詳細と分析をお伝えします!
永山絢斗が負うであろう違約金や損害賠償金の額はどれくらい?
「違約金」とは、何らかの不祥事により作品が中止や延期された際に払わなければならない金額のことを指し、事前にオファーをもらった時点での契約に基づいて定められます。
「損害賠償金」は、違約金に加え、特定の損害が生じた場合に支払うべき金額を指します。
永山絢斗さんに関連する違約金や損害賠償金の具体的な額についての報道は現在のところ確認されていませんが、おそらく1億円を下回る、相対的に少ない額である可能性が高いと推測されます。
ただし、この考えは「東リべ2」の映画が計画通りに公開される場合のものです。
もし「東リべ2」の映画の公開が中止となった場合、
違約金や損害賠償金は数億円に達するリスクが考えられます。
永山絢斗の違約金・損害賠償金の詳細(CMやドラマ等)
この場では、永山絢斗さんに関する違約金や損害賠償金の「内訳」について詳しく検討してみましょう。
永山絢斗さんは2023年6月時点で、現在のところCM出演は行っていないようです。
さらに、最近終了したドラマや舞台もいくつかあるため、この点に関しては幸運な状況と言えるかもしれません。
- 販売中止にしたDVDやBlu-rayなどの映像作品とグッズに関連する損害賠償金
- 大河ドラマの代役を立てての再撮影費用
- 計画されていたドラマの再放送が中止された際の賠償金
- もし「東リべ2」映画の公開が中止または延期になった場合の損害賠償金
ほぼ確実なことは、降板するであろう大河ドラマ『光る君へ』に関連する違約金と損害賠償金でしょう。
代役を起用して再撮影を行う場合、そのプロセスに伴う損害賠償金が要求される可能性が高まります。
ただし、現段階ではクランクインからわずか3週間しか経過しておらず、撮影がほとんど進行していないことを考慮する必要があります。また、主演ではないという点も考慮すれば、損害賠償金が高額になる可能性は低いでしょう。
さらに、作品がお蔵入りすることもないため、違約金が特に発生することはないと思われます。
大河ドラマの降板に際して支払われる損害賠償金:1,000万円から3,000万円の範囲内とされています。
「東リべ2」の映画は無事公開となりました。
しかし、もし映画が公開中止になった場合、数億円から10億円以上の違約金や損害賠償金が発生した可能性がありました。
公開を延期し、代役を起用して再撮影を行う場合でも、最低でも1億円の損害賠償金かかったことでしょう。
さらに、過去の映像作品(DVDやBlu-ray)やグッズが販売中止になった場合も、損害賠償金の請求が考えられます。ただし、それが億単位の金額になる可能性は低く、通常は約1,000万円程度に収まると考えられます。さらに、古い作品に関しては損害賠償金の発生自体が考えにくいでしょう。
例えば、2023年4月に公開された「東リべ2」の全編映画のDVDやBlu-rayが発売できない場合、数千万円程度の損害賠償金が発生する可能性があるかもしれません。
現在予定されているドラマの再放送スケジュールが変更された場合、損害賠償金が発生する可能性は低いか、たとえ発生したとしてもほんのわずかであると思われます。
要するに、永山絢斗さんにかかる違約金や損害賠償金はおおよそ3,000万円から5,000万円程度と予想されます。
過去逮捕された著名人で違約金や損害賠償金が発生したケース
永山絢斗さん以外の芸能人についても、逮捕によって映画の制作が中止されたり、代役を起用して再撮影が必要になり、それに伴う違約金や損害賠償金が発生した例を紹介していきます。
伊勢谷友介に関する違約金・損害賠償金
永山絢斗さんと同じく大麻取締法違反で逮捕された伊勢谷友介さんには、膨大な違約金や損害賠償金の支払いが求められたとの報道がありました。
伊勢谷友介さん自身も「これまでの収入のほとんど」と語り、数億円、あるいは10億円を超える可能性すら考えられます。
伊勢谷被告は、被告人質問の中で、今回の逮捕で生じた損害を賠償するため「今まで稼いだお金の大半を提供せざるを得なくなり、自分の今後の見通しも立たなくなり、生活も苦しくなる見通し」と自己資産の大半を費やしたと明かした。
引用:日刊スポーツ
沢尻エリカに関する違約金・損害賠償金
永山絢斗さんと同じく、2019年11月に違法薬物の所持で逮捕された沢尻エリカさんには、膨大な違約金や損害賠償金が求められることとなりました。報道によれば、その金額は5億から10億円に上るとされています。
この逮捕は、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送直前に発生したため、既に収録済みだった10話分を代役(川口春奈さん)を立てて再撮影する必要が生じました。さらに、テレビ番組や雑誌などの出演が中止となり、CMも複数社との契約が解除されたため、これが過去最高の違約金や損害賠償金とされています。
なお、この違約金や損害賠償金は所属しているエイベックスが肩代わりしたとされていますが、沢尻エリカさんの芸能界への復帰についてはまだ展望が立っていない状況です。
伊藤健太郎に関する違約金・損害賠償金
伊藤健太郎さんは2020年10月にひき逃げ事故を引き起こし、示談が成立し不起訴となりました。しかし、この事件の印象が非常に悪かったため、世間から強い非難を浴び、3年近く経った今でもほとんど芸能活動を再開できていません。
報道によれば、伊藤健太郎さんの違約金や損害賠償金は7億9000万円に達したと言われており、本人も「それくらいの金額でしたね」と認めています。
では、なぜ約8億円もの高額な金額になったのでしょうか?
伊藤健太郎さんは当時、若手俳優としてブレイク中であり、すでに収録が終わっていたCMやドラマ、テレビ番組などが放送中止となり、雑誌の表紙も撤回されました。さらに、主演した舞台に代役を立てなければならない事態が生じ、チケットの払い戻しも発生したため、これらの損害賠償金も加算されたのです。
まとめ:永山絢斗の違約金と損害賠償金について
最後に、永山絢斗さんの違約金と損害賠償金についてまとめましょう。
過去の事例から分かるように、CMやテレビ番組、雑誌などがお蔵入りする場合、違約金や損害賠償金が増加する傾向があります。
永山絢斗さんは大河ドラマ『光る君へ』の藤原隆家役を降板することは確実ですが、まだクランクインしたばかりで代役を立てての撮り直しは可能であり、さらに作品自体がお蔵入りにはならない見通しです。そのため、多額の損害賠償金が請求されることは考えにくいと言えるでしょう。
6月20日に公開を控えている東リべ2の映画がお蔵入りになれば、膨大な違約金や損害賠償金が発生する可能性が高かったですが、違法薬物などの逮捕によって映画がお蔵入りになるケースは稀で、今回予定通り公開されました。
このことから、永山絢斗さんにかかる違約金や損害賠償金はせいぜい数千万円程度の比較的少額なものであると予想されます。