この記事では、以前流行した「なぁぜなぁぜ」の言葉の由来・背景、そして誰がこの言葉を最初に使い始めたのかを詳しく紹介します。
2023年7月頃に、Twitterのトレンドに連続して登場した「なぁぜなぁぜ」というフレーズ。
日常生活の小さな疑問に対し、皮肉たっぷりでキュートに「なぜ?」と返すこの表現。
TikTokで特定のタイプの女子が使用しているのを目にすることが増え、実生活で頻繁に使用する人も増えてきたようです。
とはいえ、この「なぁぜなぁぜ」は、リスナーにとっては少しイラッとさせることが多く、そのため「煩わしい」「うるさい」との意見も多いです。
さて、最初に「なぁぜなぁぜ」を使用したのは誰なのか、またこのフレーズのオリジナルや背景はどのようなものなのでしょうか。
今回は、皆さんが気になる「なぁぜなぁぜ」の全てを解説していきます!
「なぁぜなぁぜ」の意味や使用方法を詳しく説明!
「なぁぜなぁぜ」とは、日常の小さな疑問や驚きを、キュートに皮肉を交えて表現する今どきのフレーズです。
お金持ちアピールしているのにいつも割り勘なのなぁぜなぁぜ
このフレーズは特に高校生や大学生のような若者の間でブームとなっており、
キュートでちょっとした計算された女の子が、TikTokといったショート動画プラットフォームでその魅力を披露しています。
最近はその影響で、日常の会話の中でも頻繁に耳にするようになりましたが、
受け手によっては「イラッとくる」「殴ってしまいたくなる」「誰が最初にこの言葉を使い始めたんだ?」などという反応がSNS上で見受けられます。
特に、キュートな表情で上から目線を向け、体を軽く揺らしながら「なぁぜなぁぜ?」と言う瞬間、首を左右に傾ける仕草が非常に挑発的に見えることも。
過去には、「はにゃ?」や「ですです」「大丈夫そ?」など、同様に相手をイラつかせる可能性のあるフレーズが流行したこともありますね。
「なぁぜなぁぜ」の起源と流行開始時期について
「なぁぜなぁぜ」という言葉がどの時点から人々の間で広まったのでしょうか。
以下で具体的に触れますが、このフレーズが初めて生まれたのは2023年の3月21日。それ以後、おおよそ4ヶ月間で浸透してきた表現となります。
もちろん、言葉が広がり一般的になるまでにはある程度の時間が必要ですが、実際のところ2023年の6月あたりから急速に認知度が上がりました。
2023年6月から流行っている
したがって、現在からだと数ヶ月で特に注目を集めるようになった言葉です。
「なぁぜなぁぜ」の起源と先駆者は?
「なぁぜなぁぜ」の背後にあるインスピレーションや、このフレーズを最初にポピュラーにした元祖は誰なのか。
要点を先に明かすと、
- 「なぁぜなぁぜ」の源=アイドルユニット『FRUITS ZIPPER』の楽曲『ハピチョコ』
- 「なぁぜなぁぜ」を口にした本家=そのユニットのメンバー、桃園ありさ
です。
さらに詳しい背景を探る前に、まずはこの基本情報を把握しておきましょう!
「なぁぜなぁぜ」の元ネタとは?
アソビシステムというプロダクションが抱えるアイドルユニット、『FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)』の楽曲『ハピチョコ』内の「ねぇ、呼び出しはなんだろ?」という部分にあります。
アソビシステムは、新時代を担う多くのトレンドセッターたちが集まる事務所で、『新しい学校のリーダーズ』や『なこなこカップル』、『とうあ』『古関れん』といった顔ぶれが在籍。
さらに、大物タレントとしてきゃりーぱみゅぱみゅ、中田ヤスタカ、三戸なつめも名を連ねています。
そこで注目の『FRUITS ZIPPER』は、
「原宿発、世界目指す」を標榜する7人編成のアイドルユニット。
彼女たちは原宿特有の個別性豊かなスタイルで、“次世代のカワイイ”をリードしています。
そして「なぁぜなぁぜ」の基となったのは、
2023年2月に公開されたFRUITS ZIPPERのシングル『ハピチョコ』の中の、
「ねぇ、呼び出しは、なんてこと?」という部分。
これは櫻井優衣さんがパフォーマンスする部分で、MVの約1:50のタイミングで耳にすることができます。
しかし、実際には「なんてこと?」と「なぁぜなぁぜ」は少しニュアンスが異なります。
これに一工夫加えることで、今話題の「なぁぜなぁぜ」が生まれました。
「なぁぜなぁぜ」を最初に言った本家は誰?
結果を伝えますと、
初めて「なぁぜなぁぜ」という言葉を口にしたのは、六本木のエレガントなラウンジ『FABRIC LOUNGE ROPPONGI 7』での勤務経験を持つ桃園ありささんでした。
2023年3月21日、彼女はTikTokに【なぁになぁにゲーム】というタイトルでクリップをアップしています。その中で、この「なぁぜなぁぜ」というフレーズが披露されているのです。