2023年の年末に開催される紅白歌合戦において、旧ジャニーズ事務所のタレントが出演するのかを考察します。
通常、紅白歌合戦の参加者発表は11月になりますが、今年はジャニーズの問題を受けてNHKが特別な会見を開きました。
この記事では旧ジャニーズ事務所のタレントが紅白歌合戦に出演するかどうか徹底調査しました。
「ジャニーズタレントの今年の紅白出演なし」とNHKが明言
現段階で、ジャニーズ事務所の所属タレントが紅白に出演しないことがNHKから正式に発表されました。
この発表は9月27日にNHKの稲葉延雄会長によって行われた定例のプレスカンファレンスで明らかにされました。
NHKのトップの発言ですので、確定的な情報と言えるでしょう。ジャニーズファンからすれば、なかなか受け入れがたいニュースです。
また、NHKはジャニーズタレントの今後の番組出演についても触れました。
年末恒例の紅白歌合戦と同時進行するジャニーズカウントダウンを待ち望んでいた多くのファンには、落胆の報せとなりましたね。
しかしながら、既にスケジュールが確定しているタレントの出演は続行されると、稲葉会長は記者会見で伝えています。
「既にNHKと出演契約済のジャニーズタレントは継続」と稲葉会長明言
9月27日のプレスカンファレンスで、NHKの稲葉会長が以下のような発表を行いました。
「既に出演の契約を結んでいるタレントは予定通り出演させる。ただ、新たな起用については、被害対応や再発防止策がしっかりと行われることが確認されるまで、控えるという方針を取っています」
この声明は「紅白歌合戦」のみならず、司会者や審査委員、ゲストの起用にも影響を与えるものです。
この「既に出演の契約を結んでいるタレント」とは、具体的にどのタレントを指しているのでしょうか。
大河ドラマ『どうする家康』主演の松本潤さんは変わらず出演続行
NHKの大河ドラマ「家康の選択」での主演、松本潤さんの出演は続行される見通しとなっています。
さらに、NHKの様々な番組に、ジャニーズのメンバーが出演しております。
総合テレビのみならず、Eテレでの声優としての参加やBSプレミアムにおける岡田准一さん、King&Prince、そして堂本光一さんのナレーションなどが挙げられます。
さらに、A.B.C-ZやジャニーズJr.のメンバーもラジオに出演しており、これらの出演も既存の契約に基づき続行される模様です。
旧ジャニーズ(SMILE-UP)の今後の対応で紅白出演が決まる?
近日中にジャニーズ事務所が10月2日に記者会見を行うことが各メディアで伝えられています。
この会見には、紅白歌合戦を制作するNHKの関係者も注目していることでしょう。
NHKは、大河ドラマや連続テレビ小説などの視聴率については明らかにしておらず、公式サイトでの問い合わせに対しても、NHKは国民全体がスポンサーで、受信料で運営されているため視聴率の公表はしていないと回答しています。
新聞や雑誌等の記事で取り上げられているいわゆる“視聴率"は、株式会社ビデオリサーチ社が調査しているものですので、NHKからお答えすることはできません。
引用:https://www.nhk.or.jp/faq-corner/4housoubangumi/01/04-01-12.html
ジャニーズ事務所のタレントがこれまで多数起用されてきた背景には、彼らが視聴率を向上させる要因となっていたことが推測されます。
しかしこの度、ジャニーズ事務所のタレントが紅白歌合戦に出場することで視聴率に悪影響が出るのではないかとの懸念が浮上しています。
このような背景から、まだ10月前に、NHKのトップがジャニーズのタレント起用についてコメントすることになったとみられています。
旧ジャニーズ事務所被害者の救済と再発防止策の公表を予定
ジャニー喜多川氏の不祥事を受け、ジャニーズ事務所は10月2日に記者会見を行いました。
NHKのトップは、この会見でジャニーズ事務所の東山社長や藤島ジュリー景子前社長の発言を注視し、それを基に今後のジャニーズタレントの採用方針を見直すことが予想されます。
NHK側からは、 「被害者への救済措置や再発防止の取り組みがしっかりと進行していると確認できるまでの起用は見送る」 との声明が出ています。このため、10月2日の会見での発表内容が起用のカギを握ることとなりそうです。
ジャニーズ事務所の適切な対応が確認されれば、タレントの再起用が期待される状況です。ファンにとっては、希望の光となるかもしれませんね。
旧ジャニーズタレントが紅白に出るとしたら誰なのか予想
今回のテーマは、ジャニーズ事務所のタレントが紅白歌合戦に出演する際、どのタレントが選ばれるかの予測です。
Hey!Say!JUMPの元メンバー、岡本圭人さんは、2023年10月スタートの『大奥』シーズン2に参加することが既に発表されています。
もちろん、NHKはジャニーズ事務所のタレントを採用することで、視聴率の向上を期待しているでしょう。
ただ、現在の状況を考慮すると、「3組が出演すれば、それが最大かもしれない」と私は予測します。
また、近年ジャニーズのグループには、脱退者が増えたり、新曲リリースが少ないグループもあるため、「新曲がないグループは選ばれづらいかもしれない」という見方もできます。
それでは、各グループについて詳しく検討していきましょう。
KinKi Kids:デビューからの25年周年
KinKi KidsがCDデビューから25周年を迎えました。
彼らの25周年を祝したライブの模様を収めた作品は、オリコンの「映像部門」で見事1位を獲得しています。
KinKi Kidsといえば、通常紅白歌合戦の出場はほぼ確実な存在ですが、今回は果たしてどうなるのでしょうか。
関ジャニ∞:デビューから20年周年
関ジャニ∞がデビューから20年を迎えました。
彼らの冠番組を持つ関ジャニ∞は、若い世代から高齢のファンまで広く支持されています。
- 関ジャニ∞の あとはご自由に(2022年5月10日 、フジテレビ)
- ありえへん∞世界(2008年4月16日 、テレビ東京)
- 関ジャム 完全燃SHOW(2015年5月10日 、テレビ朝日)
SixTONES:デビュー3作目での衝撃的なヒット
2023年、SixTONES(ストーンズ)が1月4日にリリースした3枚目のアルバム「声」は、驚異的な50万枚以上のセールスを記録しました。
彼らのデビューシングルは、132.8万枚という売り上げを叩き出しており、2023年には3つのシングルをリリース。その各シングルも50万枚近くのセールスを記録しています。
また、SixTONES(ストーンズ)はテレビのバラエティ番組にも頻繁に登場し、紅白歌合戦での彼らのパフォーマンスが待たれています。
Snow Man:初めてのドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』を成功させる
Snow Manは、この年特に注目を集めています。
というのも、彼らは『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』として初のドームツアーを開催。4都市、合計10公演を成功させ、2023年5月17日にリリースされたアルバム「i DO ME」も106.1万枚のセールスを記録しています。
さらに、2021年と2022年の紅白歌合戦に続いての出場が期待され、2022年の「ディズニースペシャルメドレー」のステージは、今もファンの心に残っています。
なにわ男子:今年のツアー成果
今年、なにわ男子は9カ所での44公演を行い、驚異の46万5000人を動員しました。
そのツアー「なにわ男子 LIVE TOUR 2023 'POPMALL'」では、メンバー自身がライブの衣装やペンライト、Tシャツなどのグッズ制作に携わりました。
多くのファンからは、彼らの「紅白歌合戦」出場を心から望んでいます。
King & Prince:デビューから5年と新たな展開
デビューから5年目のKing&Princeは、永瀬蓮さんと髙橋海人さんの2人体制で活動を続けています。
この年、6月21日にはシングル『なにもの』、8月16日にはアルバム『ピース』をリリース。『なにもの』は54.4万枚のセールスを記録し、11月8日には新シングル「愛し生きること」のリリースが待たれています。
2人となったKing&Princeを紅白で観るのを楽しみにしているファンは数多くいるでしょう。
まとめ:2023年紅白歌合戦にジャニーズ出演できるのか
年末の大イベント、2023年の紅白歌合戦に、ジャニーズ事務所のタレントたちがステージに上がることができるか、当ページで検討してみました。
ジャニーズとのトラブルを受け、NHKの会長が公の場で「現段階でのジャニーズ事務所所属のタレントの紅白出場はなし」と発表しました。
だが、被害者に対する補償や再発防止策が進行中で、それらが順調に進むと、出場の可能性も見えてくるかもしれません。
ファンとしては年末のステージで彼らを応援したいところ。しかし、正式な決定までの間、気長に待つしかないようです。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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